興信所にきてみたよ
親切丁寧に調査の内容や料金の説明をうけた。
後輩はフンフンとうなづいていた。
が、結局料金や彼女を信じたいという気持ちもあるらしく。
結局、調査依頼はしなかった。
つまり俺は無駄な時間を探偵社だか興信所だか、どっちでもいいが
すごしたことになる。
まあ、後輩にはきっちり休みの代償をもらっておいたが。
親切丁寧に調査の内容や料金の説明をうけた。
後輩はフンフンとうなづいていた。
が、結局料金や彼女を信じたいという気持ちもあるらしく。
結局、調査依頼はしなかった。
つまり俺は無駄な時間を探偵社だか興信所だか、どっちでもいいが
すごしたことになる。
まあ、後輩にはきっちり休みの代償をもらっておいたが。
相談に出てきてもらった探偵もエライ普通だった。
あまりに普通すぎて少しがっかりだったほどだ。
そして例の
「ここの探偵社(興信所)はハードボイルドな探偵はいるか?」
と聞きたかったのだが、後輩にそれは興信所に入る前に
口止めされていた。
……面白くない後輩め
今日は休日なのに、後輩と一緒にいる。
しかも例の探偵社だか興信所に。
本当はついて行きたくなかったのだが、
泣きつかれたのでしかたなく来て見た。
来てみると以外に普通な感じの興信所だった。
もっと精密機械などでごちゃごちゃしているかと
思ったが普通だった。
昨日、仕事が終わって後輩と飲みにいった。
まず俺は探偵物語をなぜ知らないのか後輩に
聞こうとしてやめ、彼の話を聞いていた。
話の感じからして、どうやら彼女に浮気をされたらしい。
それで、調査を頼むそうだ。
何でも携帯から名前や住所なんかの情報がわかってしまうらしい。
探偵社とはそんなことまでできるのか…
末恐ろしい世界である。
今日、フライト中後輩がついに優良な興信所を
見つけたらしい。
おもわず俺は
「そこの探偵社はハードボイルドな探偵はいるか?」
と聞いてしまった。すると後輩が
「探偵社じゃなくて興信所です。で、何ですかそれ?」
……面白くない後輩め。
探偵=ハードボイルドというイメージは、
どうも探偵物語が今も色濃く残っているからであろう。
探偵物語に出てくる松田優作のイメージが
まさしくそれであった。
バッシティ!バッバッシティ!
探偵物語は不朽の名作である
今日、仕事終りにちょいと気になるYさんに声を掛けられ、
一緒に飲みに行くことに。
「突然だけど、探偵社とか興信所ってどんなイメージ?」
彼女はう~ん…と考えた後、
「やっぱ怪しい感じかな?」
じゃあ探偵は?と聞くと、
即座に彼女は
「ハードボイルド!」
と答えた。やはり探偵はハードボイルドでなければ。
フライト中にそれは起こった。乗客が殺されたのだ。
客室乗務員が例の台詞を言う
「お客様の中で探偵様はいませんか?
優秀な興信所に所属の探偵様はいらっしゃいませんか!?」
声を聞き、すっと立ち上がるハードボイルドな探偵。
「俺を呼んだかい姉ちゃん?」
……、なんかあまりにも下らない妄想日記になってしまうの
で、このへんでやめておこう。
相変わらず今日も空を飛ぶ俺。
直に自動操縦になり、いつもの妄想をはじめるとする。
昨日、そういえば後輩が探偵社に何かしら相談を
していると言っていたが、一体何の調査を頼んだのだろうか?
探偵か……。ほんとにいたんだな
今日も俺は空を飛ぶ。といっても飛行機でだが。
飛行機はほとんど自動操縦のため、フライト中は暇でしかたない。
すると、横にいた後輩が「先輩、探偵社とかって詳しいですか?」
いきなり何を言い出すのかといえば、探偵社(興信所とも言うらしい)
にどうやら何か調査を頼みたいらしく、
ついてきてくれないかと言うことだが、
はたして……。